イマドキのランドセル事情を語ります

子育ての節目として最も感動的なのが小学校の入学ではないでしょうか。入学式で見せる子供たちの姿はたくましく、大きく成長したことへ感謝の気持ちがこみあげます。そんな中、入学準備としてそろえるものの中でも最もシンボリティックなものがランドセルです。しかし、それを取り巻く環境は親たちが子供だった頃とはずいぶん事情が変わってきています。親だけでなく、子供たちも目移りしてしまうほどの色やデザインが豊富になってきた背景はどのようなものがあるのでしょう。また、どんなものを選べば学校や地域でも浮かないで通学できるでしょうか。好きなものを選んでから失敗したと後悔しないように、最長6年間使うものなので最初にしっかりと最近の傾向を学んでおくようにしましょう。

赤と黒はもう古い、逆にスタイリッシュという声も

男の子は黒、女の子は赤、と決まっていた時代はもはや終わり、さまざまなカラーのランドセルがデパートやスーパーマーケットにも並ぶようになりました。実は学校では特にカバンに指定がなく、安全で両手が使えるもの、という指定があるのみの場合が多いのです。そこで、一定の価格が保て、子供のためによりいいものを求める、個性を大事にするというところに目を付けたメーカーが、さまざまなバリエーションで展開し始めます。2000年ごろからオーダーで赤、黒、以外の色を使ったものが販売されていたと言われています。その後徐々に量販店などでもカラフルなものがみられるようになりました。いまだに黒が人気の男の子に比べ、女の子の定番だった赤は半数以下にまでなっています。特におしゃれな女の子には色の選択の幅が広く、凝ったデザインのものが人気です。

販売方法も二極化が進んでいます

ランドセルは早ければ幼稚園の年長さんの夏休みにはオーダー商品の受付が開始されます。早ければ早いほど割引が大きくなるということで、早めに注文する親御さんが多くなっています。出来上がるまでに数か月かかるのが当たり前のオーダー品がある反面、量販店で気軽に買える商品もできてきました。人気の色はすぐに売り切れてしまう可能性がありますが、価格面でも大きな差があります。オーダーは3万円以上するのはザラで、本革では5万円、特注で10万円などと高価なものには際限がありません。一方量販店では1万円程度で買えるリーズナブルなものが注目されています。ランドセルにお金と時間をかけるか否かは家庭の事情にも関係してきますが、大事なのは子供が安全に、気に入って使ってくれることではないでしょうか。